住所
福島県福島市宮町1-29
詳細情報
参拝時間 | 自由 |
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社務所/授与所 | 9:00~17:00 |
電話番号 | settings_phone024-522-2702 |
ホームページ | https://www.fukushima-inari.com/open_in_new |
主祭神 | 豊受比売命 |
創建時期 | 987年 |
福島稲荷神社のご由緒
福島稻荷神社の由緒は社伝によれば第66代一条天皇の永延元年(987年)、当時朝廷に重用された陰陽道博士従五位下、安倍晴明が詔を奉じて奥羽下向の際、吹島の里(後に福島と改む)にさしかかり、西には吾妻山が空にそびえ、北には信夫山が平原の中より屹然として突出し、南は阿武隈川の清流洋々として東流し、山水の風致、自然の景勝に目を見張るのみならず、地味肥沃にして農耕に適し、将来大いに有望な地相であるとしてここに社を建て、衣食住を司る豊受比売大神(伊勢神宮の外宮の御祭神)を勧請し、此の里の総鎮守としたことに始まります。承安元年晴明の孫清明が社殿を改築、のち天正、慶長年間兵火に会い焼失しましたが、寛永元年板倉重憲が修営、さらに福島十万石の藩主堀田正仲(元の大老、ゆえあって福島藩へ天封)は元禄2年(1689年)に本殿を、同5年には拝殿を復興造営したことは今に棟札が残されており明らかであります。また元文5年(1740年)板倉勝里が社殿を造営遷座した記録があるなど、江戸時代には福島藩の鎮守とされ、代々の藩主の尊崇を集めてきました。明治28年に県社に列しましたが、その後明治35年の大暴風災害に遇い、倒木により本殿、玉垣が倒壊しました。
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