住所
奈良県御所市東持田269
詳細情報
参拝時間 | 自由 |
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社務所/授与所 | |
電話番号 | settings_phone0745-66-1708 |
ホームページ | https://www.mitoshijinja.jp/open_in_new |
主祭神 | 御歳神 |
創建時期 | 創建不明 |
葛木御歳神社のご由緒
主祭神はご本社の背後の御歳山にお鎮まりになって、五穀豊穣をご守護された神であります。創祀は神代。古来より朝廷で 豊作祈願のために行われた年頭の祈年祭にはまず本社の御歳神の名が「御歳皇神 - みとしのすめがみ」として読みあげられました。古書の記録では仁寿二年(八五二年)には大和国で本社だけが最高の正二位の神位を授かる程篤く崇敬され、後に従一位に昇格され、延喜の制では名神大社に列した神社として尊ばれた古社で、全国の御歳神、大年神の総本社であります。御神名の「トシ」は穀物特に稲、またはその実りを意味する古語で、御歳神は稲の神、五穀豊穣をもたらす神、また、穀物の生長を司る神として古くから崇敬されています。また「トシ」は年に一度の収穫を基準とした時の単位であることから、何か事を始める時にお参りするとよいとされています。私たちが正月にお祭りし、親しんでいる年神様はこの御歳神、大年神、若年神といわれています。鏡餅は御歳神へのお供え物(依り代)であり、このおさがりのお餅には御歳神の魂がこめられており、これを「おとしだま」と呼んでいたものが今のお年玉の起源であります。本社は、古代鴨氏が祭った名社で、御所市にある高鴨神社(上鴨さん)、鴨都波神社(下鴨さん)とともに中鴨さんとして親しまれています。現在の本殿は、春日大社の本殿第一殿を移築したものであります。
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