住所
山口県玖珂郡和木町瀬田1丁目9-1-9
詳細情報
参拝時間 | 自由 |
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社務所/授与所 | 9:00~17:00 |
電話番号 | settings_phone0827-52-3773 |
ホームページ | https://seta-hachiman.com/open_in_new |
主祭神 | 仲哀天皇、応神天皇、神宮皇后 |
創建時期 | 1715年 |
瀬田八幡宮のご由緒
瀬田八幡宮は山城国男山八幡宮から勧請されたと伝えられ、寛永6年(1629年)岩国領主、吉川広正により再興が命じられた瀬田村ほかの氏神である。現在の本殿は棟札によれば、正徳5年(1715年)吉川亀次郎(6代藩首経永の幼名)の命で建立されたもので、桁行4.06m、梁間3.97mの前室付き三間社流造り向拝(本殿の正面の張り出し部分)一間、銅板葺である。全体的に装飾的要素が少なく、とくに妻飾り(屋根の両端の三角形の部分)を豕叉首(いのこさす:棟木を支えるために2本の木材を山型に組んだもの、叉首(さす):合掌)とするなど古形式をとどめている。細部の絵様も控えめで、虹梁も端に線彫りで袖切りをあらわすが、その両端の材の幅をたたまずに、そのまま他の材とつなげる手法は珍しい。以上のように古く(室町時代)からの神社建築様式を継承し、しかも、棟札により年代の確実な山口県下でも数少ない18世紀初頭の神社建築である。
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