心霊現象
親子の霊
周辺住所
神奈川県海老名市中河内1743(付近)
表記されている住所は確定ではない場合もありますので、マップのピンを目的地に指定して下さい。
心霊の噂
有馬中学校の西側に隣接する『泣き別れ坂(吾妻坂)』、戦時中に赤子を育てる環境が乏しく、現在のような児童養護施設がない時代だったことから赤子を放置したり、殺害後に遺棄したりと悲しい時代背景がある坂(場所)である。
心霊の噂は坂の脇にある貴日土神社の鳥居付近で親子と思われる霊が目撃されているという。
心霊気違が調査に訪れた時は貴日土神社の川の方側から人らしき声が聞えた。
しかし、川の脇は人が通れる道や川の向こうには一軒住宅があり、実際に人がいた可能性もあることから怪奇現象として今まで記事にしていなかったが、あれが怪奇現象であるならば子供達の声だったのだろうか。
中河内の貴日土神社のわきには「わかれ坂」という坂があります。
その坂の途中には、こんな話があります。
昔、この土地に貧しい親子が住んでいました。
あるとき不作が続き、親子の食べる物がまったくなくなってしまいました。
おなかのすいた子供をみかねた父親は、イモどろぼうをすることにしました。
その夜、見張役の子供を連れてイモ畑に向かった父親は、途中、わかれ坂のお地蔵様に立ち寄り、目を閉じ、手を合わせて願いごとをしました。「これから他人様のイモ畑のイモを盗みに行きます。悪いことだということは十分知っていますが、なにぶん食べるものがありません。どうか誰にも見つからず、誰にも知られぬようお守りください」と、言って目を開けてみると、今までくもっていた夜空が急にはれて、お月様がこうこうと輝き出しました。
そして、そばにいた子供がお地蔵様に変身しているではありませんか。
そのお地蔵様は、父親にこう話しかけました。
「お前がしようとしていることは、月も、私も、お前の子供も見ている。それに、お前自身が『悪いこと』だと知っているではないか。悪いことは隠し通せるものではない」
びっくりした父親は、もとの姿にもどった子供の手を引いて家に逃げ帰り、二度と悪いことをするのはよそう、と心に誓いました。
そして、親せきの家々から少しずつ食糧を借りて飢えをしのぎました。
つぎの年も不作が続きましたが、なぜかこの親子の畑だけが豊作になりました。
しかし、不作の苦しさやお地蔵様のことが忘れられない父親は、近所の人たちに惜しげなく食べ物を分けてあげたので、「あの親は親切で正直者だ」と、みんなから尊敬され続けたそうです。
海老名市役所
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貴日土神社
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