住所
神奈川県横浜市西区宮崎町64
詳細情報
参拝時間 | 6:00~19:00 |
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社務所/授与所 | 9:00~19:00 |
電話番号 | settings_phone045-241-1122 |
ホームページ | https://www.iseyama.jp/open_in_new |
主祭神 | 天照皇大神、豊受姫大神、子之大神、姥之大神、月読命、須佐之男命、住吉三柱大神、大物主神 |
創建時期 | 1870年 |
伊勢山皇大神宮のご由緒
当宮は『横濱総鎮守』つまり国際港都・横浜の守り神として、また『関東のお伊勢さま』として広く崇敬を集めています。当宮の創建は横浜が日本一の貿易港として、また文明開化の先駆けの地として、急速な発展を遂げていた明治3年(1870)です。当時の県知事・井関盛艮(いぜきもりとめ)が「急速な近代化・西洋化の流れの中でも、横浜の人々が日本の国柄を見失わない為に、人々の心の拠り所、また横浜の象徴となるものとして、国家を鎮護する天照皇大神を祀る荘厳な神殿を築く」と告諭し、戸部の地にあった伊勢の神宮より勧請されたと伝わる古社を再興し、港を一望する丘の上へと遷座しました。遷座に際し、五日間にわたり日本一とも称えられた盛大な祝祭が執り行われました。その総費用は十五万両に及び、これを知った外務卿・副島種臣(そえじまたねおみ)を「外務省の半年分の予算に匹敵する」と驚かせたと伝わります。また、このお祭りをきっかけとして、アイスクリームが世に広まったことも知られています。井関知事はさらに当宮を『神奈川県宗社(神奈川県の総氏神)』と定めるよう国に建白します。これは直ちに許され、『官幣国幣社等外別格』の社格を与えられました。創建より僅か一年余りで、諸国の伝統ある大社と並ぶ社格となったのです。かつては当宮の例祭日である五月十五日は横浜の祝日として役所から会社、学校に至るまでお休みとなり、市を挙げてお祝いをしました。明治期には隣接して皇室御用邸「伊勢山離宮」が設けられ、また昭和3年に現在の神奈川県庁本庁舎・通称「キングの塔」が完成すると、その最上階には当宮の御分霊が遷されお祀りされました。まさに国際港都・横浜の歴史と共に歩み、見守り続けてきたお社なのです。
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