ご祈祷・供養の対応状況
基本情報
- 住所
- 〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町2丁目7-35
- 本尊
- 五大明王(中尊:大日大聖不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)
- 不動堂・別尊
- 金色の弥勒菩薩、薬師如来ほか。地下仏殿に四国八十八箇所の本尊・弘法大師を勧請
- 建立・改宗
- 寺伝では宝亀5年(774年)草創。近世地誌系資料には創建年代不詳とする記述もあるため774年は伝承として扱う
- 開山・中興
- 開山:開成和尚と伝承。大同2年(807年)に弘法大師空海が五大明王を安置したとの寺伝あり
- 現在の寺号
- 北向不動の伝承を持ち、現在は「喜多向き不動」「岩槻大師」とも称される
- アクセス
- 東武アーバンパークライン(東武野田線)岩槻駅から徒歩約10分。さいたま市岩槻区本町2丁目7-35
- 公式サイト
- 公式サイトを開く
- その他のご祈祷
- 護摩祈祷、厄除祈願、交通安全、病気平癒、七五三祈願、新春祈願、水子供養、大施餓鬼会ほか。願意の詳細は寺院へ要確認
- 初穂料・祈祷料
- 各種祈祷3,000円~(現行観光公式案内)
- 出張祭典・出張祈祷
- 出張祈祷・出張供養の公開案内は今回確認できず要問い合わせ
- 参拝時間
- 9:00~17:00。地下仏殿のお砂ふみ遍路は16:30まで
- 社務所・寺務所
- 9:00~17:00を目安。護摩祈祷受付は16:30まで
- 御朱印
- 関東三十六不動霊場第三十一番札所の御朱印授与あり
所在地マップ
光岩山 釈迦院 岩槻大師 彌勒密寺のご由緒
岩槻大師彌勒密寺(いわつきだいし みろくみつじ)は、埼玉県さいたま市岩槻区本町にある真言宗智山派の寺院で、正式には光岩山釈迦院彌勒密寺と号します。関東三十六不動霊場の第三十一番札所で、現在は「岩槻大師」「喜多向き不動」の名でも広く親しまれています。埼玉県の宗教法人一覧でも、彌勒密寺は真言宗智山派の宗教法人として現住所とともに確認できます。
寺伝・観光案内によれば、草創は宝亀5年(774年)。第一世の開成和尚が諸国修行の途中で岩槻を訪れ、疫病に苦しむ人々を救うため、この地で得た金色の弥勒菩薩を安置したことに始まると伝えられます。ただし、近世地誌を基にする資料には創建年代不詳とする記述もあるため、774年については寺伝として扱い、史実として断定しません。
大同2年(807年)には、弘法大師空海が諸国巡錫の際に来山したとの伝承があり、大日大聖不動明王を中尊として、東方の降三世明王、南方の軍荼利明王、西方の大威徳明王、北方の金剛夜叉明王を刻み、五大力尊として安置したと伝えられています。現在もこの五大明王が本尊として案内されており、さいたま市の散策資料でも「五大明王を本尊とする真言宗寺院」と紹介されています。
鎌倉時代には北条氏の崇敬を受けたと伝わり、寺に伝来した梵鐘には寛元年間の銘があったとされます。江戸時代には徳川家康が日光東照宮に葬られた後、本尊が北を向いたという伝承から「北向不動」と呼ばれ、日光御成道に近い寺として江戸と日光を守護する不動尊として信仰されたと伝えられています。現在は「人々の喜び多かれ」との意味を込め、「喜多向き不動」とも称されています。
近代には寺子屋・学校教育にも関わり、明治期まで「彌勒寺学校」として地域教育に寄与したと伝えられます。昭和53年(1978年)には鉄筋コンクリート造・半地下式の本堂が完成し、その後、山門、薬師堂、稲荷堂、交通祈祷殿、子育て人形大師像、身代わり地蔵などが整備されました。地下仏殿には四国八十八箇所各霊場の本尊と弘法大師を勧請し、各札所から請来したお砂を奉安した「お砂ふみ遍路」が設けられています。昭和61年(1986年)には関東三十六不動霊場第三十一番札所となりました。
現在の主要な祈祷は護摩祈祷で、さいたま観光国際協会の現行案内では9:00~16:30に随時受付・随時奉仕、祈祷料は各種3,000円からとされています。元日から新春にかけての祈願大護摩供、節分大護摩供、6月の青葉まつり大護摩供、11月の七五三祈願大護摩供、12月の納めの大師・納めの不動大護摩供などが行われています。境内には交通祈祷殿があり、交通安全祈願に対応していることも確認できます。
供養では、7月20日に大施餓鬼会が行われています。また、全国青少年教化協議会による寺院取材では、水子に戒名を付け、水子供養地蔵を設けて供養相談を受けていること、亡くなった子どもたちを供養する「みたま雛まつり」を行っていることが確認できます。一方、「人形のまち岩槻」の人形供養祭は岩槻城址公園で岩槻人形協同組合が主催する別行事であり、彌勒密寺自身の常設人形供養と混同しないようにします。寺境内の「子育て人形大師」も、人形そのものの供養受付を意味するものではありません。このため今回、人形供養は確実な一次・公的相当資料だけでは寺の常設受付を断定せず、要確認扱いとします。
特殊な心霊対応については厳格に区別します。五大明王、不動護摩、厄除祈願、水子供養、施餓鬼などがあることだけを根拠に、人への「除霊」「浄霊」「霊障相談」「憑き物祓い」「因縁祈祷」「呪い解除」を行っているとは判定しません。今回確認した現行の観光・公的資料および寺院紹介には、これらを一般向けに明記した案内は確認できないため、特殊心霊系項目は未確認(unknown)とします。
所在地は埼玉県さいたま市岩槻区本町2丁目7-35、電話048-756-1037。拝観は9:00~17:00、地下仏殿のお砂ふみ遍路は16:30まで。東武アーバンパークライン岩槻駅から徒歩約10分圏です。駐車場は現地案内等で設置が確認できますが、今回確認できた公的案内では台数の確定情報がないため、台数は記載しません。
光岩山 釈迦院 岩槻大師 彌勒密寺の宗派(真言宗智山派)
真言宗智山派は、弘法大師空海を宗祖とする真言密教の流れを受け継ぐ宗派で、京都・東山の智積院を総本山としています。
真言宗智山派について詳しく見る
真言宗智山派は、弘法大師空海が日本に伝えた真言密教の教えを受け継ぐ宗派です。大日如来を教えの中心に据え、身・口・意の三密を通じて仏の智慧と慈悲を体得することを重んじます。
総本山は京都市東山区の智積院です。祈祷や供養などの実践も大切にされ、全国の寺院でそれぞれの地域に根ざした信仰が受け継がれています。
湯殿山金剛珠院固有の沿革や本尊、祈祷内容については、上の「ご由緒」と基本情報をご覧ください。