心霊現象
怪奇現象
周辺住所
徳島県徳島市丈六町丈領32
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心霊の噂
曹洞宗の寺院『丈六寺』、寺の歴史は650年に関東地方よりたどり着いた尼僧が、この地に庵を構えたことに始まると伝えられている。
心霊の噂は長宗我部元親の家臣の襲撃により殺害された道善主従の血が付いた手形や足形は拭っても消えることはなく、現在も道善主従の血痕が付いた板は徳雲院前の回廊の天井板として用いられ、霊感がある者が訪れると頭痛に襲われるという。
戦国時代、土佐の戦国大名長宗我部元親は阿波国に攻め込んだ。
那賀郡まで攻め入った際、ここを治める牛岐城(富岡城)主新開入道道善(新開遠江守忠之)は勇猛で知られており攻めあぐねた。
元親は一計を案じ、和議を申し入れた。
天正9年10月16日(新暦1581年11月12日)、道善を丈六寺に呼び出し酒宴を開いた。
和議の条件として、道善に対し四国統一の後に富岡城主の地位の確保し勝浦郡を与えるという案を示した。
好条件に道善主従は大いに満足し、酒宴は盛り上がった。
道善主従が、夕刻、宴を辞して帰ろうと縁側に出たところを、隠れていた元親の家臣に襲撃された。
道善主従も応戦したが、多勢に無勢で全員殺害された。
この時の手形や足形の血痕は、拭っても消えなかったと言われる。
現在、この縁の板は徳雲院前の回廊の天井板として用いられており、手形・足形の血痕らしき赤い形が認められる。
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