お祓い・ご祈祷の対応状況
基本情報
- 住所
- 福島県郡山市大町2丁目14-1
- 主祭神
- 猿田毘古命
- その他の御祭神
- 猿田毘古命、平忠通公霊、宇迦之御魂命
- 創建
- 康平年間(1060年頃)
- 例祭日
- 7月21~23日例大祭。21日大祭式典、23日神輿還御を中心に斎行
- アクセス
- JR郡山駅から徒歩約10分。福島県郡山市大町2丁目14-1
- 公式サイト
- 公式サイトを開く
- その他の祈願
- 商売繁昌、交通安全、旅行安全、厄除、災難除、八方除・方位除、病気平癒、合格祈願、安産祈願、七五三、初宮、成人奉告、年祝、奉告祭、新宅祭、事務所開きなど。安産祈願では腹帯のお祓いにも対応
- 初穂料・祈祷料
- 現行公式サイトで一般祈祷の固定初穂料表は確認できないため要問い合わせ
- 出張祭典・出張祈祷
- 地鎮祭、定礎祭、上棟祭、新殿清祓、建物取り壊し前の清祓、橋梁竣功祭・渡り初め、水道竣功祭・通水式、道路・鉄道竣功祭・開通式、水泳場開場祭・プール開き、事務所・工場清祓、鎮火祭・防火祈願、井神祭(井戸掘り・井戸埋め)など
- 参拝時間
- 終日参拝可
- 社務所・寺務所
- 授与所9:00~17:00
所在地マップ
阿邪訶根神社のご由緒
阿邪訶根神社は、福島県郡山市大町に鎮座する「郡山のうぶすな様」です。御祭神は主祭神の猿田毘古命、平忠通公霊、宇迦之御魂命です。猿田毘古命は「道開きの神」「事始めの神」として、交通安全、旅行安全、安産、各種の新しい門出の祈願で崇敬されています。宇迦之御魂命は穀物・農業・産業の神として、商売繁昌や産業繁栄の信仰につながっています。
神社公式では、康平年間(1060年頃)、伊勢国の阿邪訶、現在の三重県松阪市付近から猿田毘古命の御分霊を迎え、「道祖神社」として創建したと伝えています。寛治3年(1089年)、前九年・後三年の役で武功を挙げた平忠通公が亡くなると、その御霊を合祀し、社名を「御霊宮」へ改めたとされています。
平忠通公は平良文の後裔とされ、のちの三浦氏・鎌倉氏の祖とも伝えられる平安時代中期の武将です。神社公式では『今昔物語』に弓の名手として描かれる人物として紹介されています。阿邪訶根神社が長く「御霊宮」と呼ばれたのは、忠通公の御霊を祀ったこの歴史によります。
境内には治暦3年(1067年)の「法華曼荼羅供養塔」が残ります。神社公式では、後冷泉院の名を奉じた平等寺海沅がこの地で国家鎮護の修法を行った際に建てられたものとし、「奥州まんだらの碑」と呼ばれています。また寛政年間(1790年頃)には神祇官領長上占部朝臣から「正一位御霊大明神」の神号を允可され、文政7年(1824~1825年頃)には御霊宮の鳥居が奥州街道沿いに建立されました。
明治9年(1876年)、東京から塩釜間の測量が行われた際、その鳥居には測量基準を示す几号水準点「不」印が刻まれました。明治12年(1879年)には村社へ列格し、明治22年(1889年)に現在の「阿邪訶根神社」へ改称しました。昭和5年(1930年)に大鳥居が建立されたため旧鳥居は移設され、現在は西参道の鳥居として残っています。
現在の神社内祈祷では、商売繁昌、交通安全、厄除、八方除・方位除、病気平癒、合格祈願、安産祈願、七五三詣、初宮詣、成人奉告、年祝、奉告祭、災難除などを年間を通じて受け付けています。公式では事前の問い合わせ・予約の上での参拝を案内し、個人祈祷・団体祈祷のオンライン申込フォームも用意されています。
安産祈願では、妊娠5か月頃の「帯祝い」として、腹帯のお祓いを受けることが公式に案内されています。戌の日は混み合うため早めの予約が推奨されています。
交通安全では、新車・中古車を問わず車の購入時に御祈祷を受けられます。猿田毘古命の「道開き」の御神徳から、交通安全だけでなく旅行安全、事務所開き、新宅祭など「万事良い方へ導く」祈願を行うことも公式に明記されています。
神社外での出張祈祷は非常に充実しており、地鎮祭、定礎祭、上棟祭、新殿清祓、橋梁竣功祭・渡り初め、水道竣功祭・通水式、道路・鉄道竣功祭・開通式、水泳場開場祭・プール開き、事務所・工場清祓、鎮火祭・防火祈願、井神祭(井戸掘り・井戸埋め)などを公式に受け付けています。さらに、自宅新築時の地鎮祭だけでなく、建物を取り壊す前の清祓も明記されています。
地鎮祭では、その土地を守る産土神を迎え、建築の奉告、工事安全、土地建物の堅固を祈ります。出張祭典では斎場を整えるための準備物が必要となるため、工務店等と調整のうえ事前相談が必要です。
授与所受付は午前9時から午後5時、参拝は終日可能です。JR郡山駅から徒歩約10分です。現在は御祈祷などで長時間滞在する人向けに、神社から約200メートル北の「おおまちてらす大駐車場」北東側5台分が専用駐車場として案内されています。通常参拝・御朱印のみの場合は近隣有料駐車場の利用が推奨されています。
御朱印は通年の阿邪訶根神社御朱印のほか、月替わり・季節限定御朱印も頒布しています。通年御朱印は一頁500円、見開き1,000円で、兼務社の日吉神社・宇倍神社の御朱印やオンラインでの郵送申込みにも対応しています。
毎年7月21日から23日に例大祭が斎行されます。令和8年(2026年)も7月21日から23日の日程で行われ、23日の神輿還御では氏子・崇敬者が神輿を担いで還御する伝統が継承されています。
阿邪訶根神社は平忠通公霊を祀り、旧称も「御霊宮」ですが、これは祭神として御霊を鎮め祀る神社史上の信仰です。現在の御祈祷で「厄除」「災難除」「八方除・方位除」、建物の取り壊し前の清祓などは確認できますが、「除霊」「浄霊」「霊障相談」「憑き物祓い」「因縁祈祷」という名称で一般向けに受付していることは確認できません。御霊宮の由緒を根拠に特殊な除霊等へ拡大解釈せず、これらは未確認として扱います。